胃の上腹部に冷感と惨痛を主とするもので、胃の陽気の障害によって生じる。胃の平滑筋の痙輦(ケイレン)・副交感神経過亢進などが関連すると考えられる。原因は,寒邪の侵襲による「実寒」と陽気不足による「虚寒」(腎虚寒)の2つがある。